*ごあいさつ*

プライバシーの保護 戦場には行っていませんよ。  *栽培管理・ホームページ制作*

  わたなべ よーいち

  専業農家

  季節の味と昼寝を愛する男…それと温泉も
  原発反対を表明します。あと、戦争にも反対します。

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 ようこそこの農場においで下さいました。ここではお米や大豆、雑穀などの育っていく様子や季節の移り変わりをそのまんまご覧になれます。

*令和6年のごあいさつ*

 波乱の令和5年をなんとか乗り切りました。
 食品から生活必需品、光熱費などの天井知らずの値上げ、もちろん農業生産に必要な資材や経費、燃料費も全部値上げです。加えて前年の収穫がかなり少なく、乏しい懐から絞り出すように費用を捻出し、なんとか一年を乗り切りました。
 そんなこんなで七転八倒しているうちにも処理しきれない放射能を含んだ水は海に放出され、戦争は終わるどころか新たな戦争が始まりました。
 望んで人を殺したいと思う人はそうはいないと思うのだけれど、それでも殺し合わなければならないのでしょうか。普通の生活を送っていた人々に殺人を強要する「国」というものの恐ろしさを感じます。
 戦地で望まぬ人殺しを毎日繰り返している人々がいて、その人達の心を思うと胸が締め付けられます。世界は一体この先どうなっていくんでしょうか?
 
 
 田んぼは現状減反で面積の半分しかお米が作れません。それに合わせて増やしてきた野菜畑は少しずつ収益が上がるようになってきました。反面農作業が多岐にわたって雑穀のほうの作業に手が回りきらなくなってきました。
 人手を頼めばまた出費が増えるし、どうすればいいかがこれからの検討課題です。
 目の前には厳しい現実が広がっていますが、ちょっとずつ前に進んでいる気はします。
 実践しながら一つ一つ課題に取り組んでいこうと思っています。

(2024年1月)
令和5年のごあいさつ
令和4年のごあいさつ

令和2年のごあいさつ
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平成29年のごあいさつ
平成28年のごあいさつ

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平成26年のごあいさつ
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平成13年のごあいさつ
平成12年のごあいさつ

 そういえばホームページを立ち上げてからもうすぐ20年です。当初はちゃんと説明していたのですが、いつからか存在が日常になってしまって、特に説明することはなくなっていました。
 あらためて説明すると、『電気農場』は我が家の農場に付けた名前ではなく、ホームページを作るときに、何かタイトルを付けようと考えた名前です。
 コンピューター管理されたオートメーション的なイメージを持たれる方もいるようですが、そうではありません。
 当時はまだ有機農業も取り組み始めたばかりで、右も左もわからない状態でした。そこで自分の耕している田畑の状況や、作業の様子を当時はやり始めたバーチャルリアリティ感覚で体験してもらおうというのがコンセプトでした。
 バーチャルリアリティといっても、パソコンを覚え始めたばかりの田舎の農家が作るのだから、敷居の低い、スケッチブックにエンピツ書きのような手作り感のあるページにしようということで「バーチャル」とか「サイバー」とかではなく、もっとレトロな感じで「電気」としました。『電気ブラン』とか、『電気羊』、『電気栗鼠』みたいなイメージです。
 
 まあ、ディックの『電気羊』とオーウェルの『動物農場』からいただいたといったうわさも・・・・。

(2018年1月)

 米あまり、価格の低迷などきびしい農業情勢のが続く中、今農家には「売れる米」を作れとの指導がなされています。
 「売れる米」とは有名銘柄米や有機栽培、減農薬栽培などの商品として価値のある米のことです。そして実際、農家でも「売れる米」を作ろうと一所懸命です。しかし時々この「売れる米」が「売るための米」に聞こえてしまいます。自分たちは「食べるための米」では無く「売るための商品」を作っているのではないか、あるいは作らされているのではないかと思えてきます。
 この農場では「売るための」米ではなく「食べるための」米を作っています。
(1998年7月)
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●http://www.denkinojo.com/