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*栽培管理・ホームページ制作*
わたなべ よーいち 専業農家 季節の味と昼寝を愛する男…それと温泉も |
ようこそこの農場においで下さいました。ここではお米や大豆、雑穀などの育っていく様子や季節の移り変わりをそのまんまご覧になれます。
とうとう戦争が始まりました。遠く離れた国の出来事ですが、リアルに日常生活に影響が出ています。
生産資材や燃料の高騰、生活必需品の相次ぐ値上げ、物資の補足、毎日の生活が厳しくなってきているのを肌でひしひしと感じています。
さらに軍備の増強、そして増税、原発推進、放射能汚染水の海洋放出、これらがいつの間にか決定事項になっていて着々と準備を進め、マスコミも当たり前のこととして平然と報道しています。
ほんとにいつ、誰が決めたの?まるでどっかの無法国家のよう。
国民が納得うんぬんというより、国民はそれらに対応して暮らしていけるんでしょうかね?
昨年はいろいろチャレンジした年でしたが、その割には成果が上がりませんでした。
収穫量は少なかったし、機械が次々故障するしで予期せぬ出費も相次ぎ、徒労に終わった一年という印象です。
年末に農機屋さんがカレンダーと一緒に農業機械のカタログを持ってきます。あの機械が数百万円、この機械も数百万円。古くなって買い換えが必要な機械を数えるとめまいがしてきます。
すっかり脱力して気力が湧いてきません。これから先どうやって進んでいこうかさっぱり方向が見えてきません。
今のところ今年は光が見えそうな話題は何もありません。世の中的にはどんどん悪い方に向かっているように見えます。
でも個人的には去年あれだけ予期せぬトラブルが続いたんだから、今年は上向いてくるんじゃないかと、根拠もなく願っています。
令和4年のごあいさつ
令和2年のごあいさつ
令和元年のごあいさつ
平成30年のごあいさつ
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平成12年のごあいさつ
そういえばホームページを立ち上げてからもうすぐ20年です。当初はちゃんと説明していたのですが、いつからか存在が日常になってしまって、特に説明することはなくなっていました。
あらためて説明すると、『電気農場』は我が家の農場に付けた名前ではなく、ホームページを作るときに、何かタイトルを付けようと考えた名前です。
コンピューター管理されたオートメーション的なイメージを持たれる方もいるようですが、そうではありません。
当時はまだ有機農業も取り組み始めたばかりで、右も左もわからない状態でした。そこで自分の耕している田畑の状況や、作業の様子を当時はやり始めたバーチャルリアリティ感覚で体験してもらおうというのがコンセプトでした。
バーチャルリアリティといっても、パソコンを覚え始めたばかりの田舎の農家が作るのだから、敷居の低い、スケッチブックにエンピツ書きのような手作り感のあるページにしようということで「バーチャル」とか「サイバー」とかではなく、もっとレトロな感じで「電気」としました。『電気ブラン』とか、『電気羊』、『電気栗鼠』みたいなイメージです。
まあ、ディックの『電気羊』とオーウェルの『動物農場』からいただいたといったうわさも・・・・。
(2018年1月)
米あまり、価格の低迷などきびしい農業情勢のが続く中、今農家には「売れる米」を作れとの指導がなされています。
「売れる米」とは有名銘柄米や有機栽培、減農薬栽培などの商品として価値のある米のことです。そして実際、農家でも「売れる米」を作ろうと一所懸命です。しかし時々この「売れる米」が「売るための米」に聞こえてしまいます。自分たちは「食べるための米」では無く「売るための商品」を作っているのではないか、あるいは作らされているのではないかと思えてきます。
この農場では「売るための」米ではなく「食べるための」米を作っています。
(1998年7月)
●http://www.denkinojo.com/