*6月のお仕事日記*

アイガモ!
 去年は雛をカラスに全部食べられた!カラスごときに舐められてたまるか、ということで、今年は万全を期して臨む。
 ネットは新しく電線織り込みのやつを購入。空からの急襲には1mおきにテグスをビッチリ張って、田んぼに下りられないようにした。とくにポール際は念を入れて50cmおきに糸を張る。どうだ!!
今年は大阪のアイガモです。
今年のアイガモはとても元気
テグスを網の目のように張る
テグスを網の目のように張る。
ほんとに網を張る
休息小屋には網を張ってカラスから守る。

今年はカラスの被害無し!よく働いてます。

種まき
 田植えが一段落すると畑の種まき。今年はキビ、アワ、タカキビ、アマランサス、大豆、小豆、黒豆、いつの間にかすんごく種類が増えてしまった。
 雑穀類は去年まで5月に種まきしていたけど、収穫が稲とダブるので、ちょっと遅めの6月前半に播いてみた。どうかな?
豆畑
黒豆や小豆を植えた畑。川沿いで石がゴロゴロ。しばらく荒らしていた畑なので、出来はどうかな?

その畑に植えた豆。左上から白小豆、黒小豆。下は黒大豆、青大豆

大豆は機械播種なので楽。
ネズミに食べられた
黒豆の芽。ネズミに食べられたー!
タカキビの芽
新しく播いたタカキビの芽
アマランサスの芽
アマランサスの芽

除草機
 今年は新しい除草機を購入。いっぺんに6条処理できるやつ。おかげで作業時間が半分。またはいつもの倍作業できる。その反面、重い。6条分の機械を両腕で支えて、泥の中を歩き回るのはけっこうな重労働。
 それでもこれがけっこう効果があって、毎年悩まされていたノビエがきれいになくなった。
あめんぼ号
新しく買った除草機「あめんぼ号」
ノビエがいっぱい
ノビエは深水にしてもなかなか消えない。
除草中
株間まで除草。
効果有り
ノビエがけっこうなくなった。

畦草刈り
 田んぼの畦の草刈り。これも重要な作業。除草剤を使わない有機栽培田では畦の草が田んぼの中まで進出してきて作業が大変。

好天続きで作業がはかどる

畦の草が田んぼの中まで入ってくる。


イネミズゾウムシ!
 ここんとこ雑草よりも頭を悩ましているのが害虫イネミズゾウムシ。まず成虫が田植え後の苗の葉っぱを食い荒らす。これはまあ、稲が生長すれば何とか持ち直すのだけれど、問題はその後孵化した幼虫が稲の根っこを食い荒らすこと。
 稲は枝分かれした茎と根っこが一緒に成長する。根っこをやられると同じ節の茎も枯れてきてしまう。今のところ有効な手段はアイガモくらい。
 家では慣行栽培も減農薬栽培も初期の虫の農薬は使っていない。やはり葉っぱは被害に遭うが、その後の立ち直りが早い。有機栽培も肥料の選択、使用方法に工夫を凝らせば被害が減らせるかな。
 そんなわけで追肥です。何とか持ち直して欲しい。
イネミズゾウムシの食害
イネミズゾウムシに葉っぱを食われた。
追肥で保たせる
根っこの食害は深刻。追肥でなんとか保たせる。

麦は
 ありゃ、台風一過で小麦もかなりなびいてしまいました。そろそろ刈り時かな。

研修
 秋田県大潟村で開催された「日韓中環境保全型稲作技術会議」に参加してきました。2日間の日程でしたが、都合で一日目だけ参加。大潟村の有機栽培田を視察してきました。
開会式
開会式
ビオトープ
田んぼの脇に作ったビオトープ

中耕
中耕です。畝間の土を耕して除草と土中への酸素補給です。それにしても雨が降らない。畑の作物は伸びがいまいち。
中耕除草
大豆の中耕除草
大豆
雑草はやっつけた。でも雨が降らなくて、大豆の伸びはいまいち。


今年は空梅雨。

〔 〜4月5月6月7月8月9月10月11月〜 〕

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