*〜4月のお仕事日記*




脱穀チョー順調
 冬の間の仕事は手作業での雑穀の脱穀。だいぶ慣れてきて手際もよくなり、今年は予想以上に早く終了しました。
 雪も少なめで、ハウスの除雪作業も少なめ、ずいぶんと楽をした冬でした。

脱穀作業
アワ穂の荷造り。
モチアワ脱穀
モチアワを脱穀
唐箕選
唐箕でゴミを吹き飛ばす
アマランサス
乾燥したアマランサス
ヒエ
ヒエの粒

味噌を仕込む
 ここ数年、忙しくて味噌を仕込む暇がなったのですが、今年は脱穀作業が早く終わり時間の余裕があったんで、久しぶりに味噌を仕込みました。もちろん家の大豆とお米で。
茹でた大豆
大豆を茹でて、
糀
お米で糀を作って
大豆を潰す
ミンチ機で大豆をつぶして

種籾を準備
 農家の一年は種籾の準備から。今年、ササニシキの種は自家採取。さわのはなの種は「さわのはな倶楽部」から新規購入。
 まず初めは塩水選と温湯消毒から。
 雪が少なく、さらに暖かい日が続いたので、育苗ハウスの準備も順調に進みました。
さわのはなの種籾
さわのはなの種籾
天日塩
塩水選に使う天日塩
塩水選
塩水につけて浮いてきた籾を取り去る
温湯消毒
60℃のお湯に漬けて殺菌
育苗ハウス
育苗ハウス
ビニール張り
ビニールを張る
ハウス内整地
水を張るので、ハウスの中も整地



ネズ公め!
 トラクターを動かそうと思ったらウンともスンとも言わない。エンジンルームを開けてみるとネズ公が巣を作っていやがった。ヤツらと来たら油断も隙もあったもんじゃない。きれいに巣を撤去してさあエンジン始動。やっぱり動かない。
 結局バッテリーが上がっていたのでした。
トラクター エンジンルームが

今年の床土は!
 毎年秋のうちに苗床の土を購入しておくのですが、今年は農協の手違いで春作業ギリギリに到着。
 いつも通り土とピートモスと有機肥料を混合機に入れ、水を加えて混合・・・と、今年の土は崩れやすく、すぐにダマになってしまって上手く混ざらない。コリャマイッタ。
 この段階で水を加えないと、種まきのときピートモスが水をはじいてしまって、種籾がプカプカ水に浮いてしまうんです。しかしこれじゃあどうしようもない。
 覚悟を決めて水を加えずに混合。どうなるか
ピートモス
ブロック状に固められたピートモスをほぐして
混合機
混合機で土と合わせる。このとき水を加えて混合するのだが…
土が団子に
土が崩れて団子状になってしまった
苗箱土詰め機
仕方なく水を加えない状態で苗箱に

種まき順調
 予想に反して、床土はぐんぐん水を吸った。ピートモス種類で吸水性が違うのか?おかげでいつもより順調に作業終了。
種まき機
種まき機
苗箱運搬
種まき後、軽トラックに積んで
ハウスに並べる
ハウスの中に並べる

蛙の卵 オタマジャクシ
 牧草畑に雪解け水の水たまりが出来る。まだ氷が張るような頃から、カエルが卵を産み付ける。やがて孵ってオタマジャクシになるのだが、その内水たまりは干上がってしまう。もちろんカエルにはなれない。これが自然ってやつだ。

苗の状況は?
 種まき前に「芽出し」という作業をする。12時間くらい30℃前後に温度を保って、発芽を促し&そろえる作業だ。しかし、ビニールハウスの中は晴れればすぐに30℃くらいにはなってしまう。はたして芽出しは必要か?
 ってことで、ササニシキを芽出ししないで種まきしてみました。
 結果は、芽出ししたさわのはなより2〜3日生育が後れる程度で、それほど問題はない。育苗期間が長い場合には問題ないかも。
 しかし別の問題が。
 うちではハウスに並べたら被覆シートを掛けずにそのまま並べておく。そうすると乾燥ムラが出来て、乾き気味のところは極端に発芽が遅れる。芽出しした種だと、多少乾いても芽の揃いは悪くない。そんなわけで、うちのやり方では芽出しをしておいた方が無難、という結論に。
芽が出始めた
芽が出始めた
手前・ササニシキ、奥・さわのはな
奥が芽出ししたさわのはな、手前は芽出しをしていないササニシキ

苗床にアマガエル
苗床にアマガエル

芽が伸びたよ
芽が伸びたよ

〔 〜4月5月6月7月8月9月10月11月〜 〕

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