*有機栽培ひとめぼれ*

 概要
 農薬、化学肥料を一切使用しない有機栽培。
 登録認定団体の認証を受ける。

 土づくり・施肥
 #1,2=前年秋、稲ワラ、籾ガラ、米ぬかを散布して浅く耕起。
       元肥・蒸製骨粉70kg/10a
 #3,4=前年秋、稲ワラ籾ガラ散布して浅く耕起。
       土壌改良材・マドラグアノ(有機質リン酸肥料)60kg/10a
       元肥・天祥米の糧(大豆油粕、米ぬかなどのペレット)160kg/10a
 #5,6=前年秋、稲わら、籾がら、菜種油粕を散布して浅く耕起。
       元肥・蒸製骨粉120kg/10a

 苗づくり
 塩水選比重=1.13
 60℃の温水につけて種子消毒
 苗床の床土・山土、ピートモス(水ごけ)、ブラドミン(有機ボカシ肥料)

 生育・栽培管理
 田植え・5月25日 #1,2 =60株/坪、#3〜6=70株/坪
 除草・#1〜6=6月初め〜9月 手取り除草&動力除草機2回
     #1,2=6月20日より 7月末までマガモによる除草
 畦草刈り・6月より随時。カメムシの被害を抑えるため、出穂前後2週間はしない。
 8月6日
・有機栽培認証機関・民間稲作研究会による現地確認調査。
 8月8日・出穂
 刈り取り・9月29,30日
 籾摺り調製・10月4,5日

生育調査
6/10 6/20 6/30 7/10 7/20 成熟期
草 丈
(cm)
31.2 35.1 40.7 52.1 63.9
茎 数
(平方m/本)
60.7 113.2 229.7 376.9 391.0
葉 令
(枚)
5.7 7.1 9.3 11.5 13.1

#1,2に放したマガモたち
6月26日
6月26日の有機栽培ひとめぼれ#3
姿はまだかなりアッサリしている。
7月17日
7月17日、だいぶ茎数も増えてきたが、すっきりしていい形。
多少葉イモチあり。
8月6日
認証機関による現地確認調査。
8月7日
8月7日、慣行栽培から2日ほど遅れて穂が出始めました。

8月18日、だんだん穂に実が入ってきます。
雑草・ノビエ
8月後半、ノビエが伸びてきた。とくにマガモ除草した田んぼはカモの導入が遅れたため、ヒエだらけ。
9月7日
それでもなんとか立派な穂がつきました。
有機栽培ひとめぼれ・玄米
有機栽培ひとめぼれの玄米。普通栽培より、若干青米が多いかな。
有機栽培ひとめぼれ・白米
こちらは白米。透き通った白さ。

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